℃-uteの「夢幻クライマックス」が素晴らしいので聴いてほしい
まずはこれを観て頂きたい。
℃-uteトリプルA面シングル「夢幻クライマックス/愛はまるで静電気/Singing~あの頃のように~」
本日2016年11月2日発売です。
最近は発売のだいぶ前にこうやってMVを公式が公開してくれるので、
肝心の発売日を忘れてしまいそうになってしまうのであまりよろしくない傾向かなあと思うのですが、
熱心なファンはちゃんと発売日のイベントに駆け付けるからそんなミスなどしないか。そうか。
(でも平日のイベントは正直社会人には厳しい……皆さんどうやっておまいつになるの……)
さてまあ、そんなことよりも表題の話へ。
今回のシングル収録曲の中でも「夢幻クライマックス」という作品が本当に素晴らしいので、
ちょっと自分の昂りを落ち着かせるためにもどこがどう素晴らしいのか書いていこうと思います。
℃-uteと言えば、今年8月に、
来年7月に解散する旨を発表しておりますが、
(余談ですが、その時その会場に私いたんですよ……会場が一気に静まり返りました。
人って信じがたい出来事の前では騒ぐより黙るって本当なんだなと実感しました。)
今回のシングルはその発表後初のリリース作品となります。
作詞作曲は自身もシンガーソングライターとしてご活躍中の大森靖子さん。
ちょいちょいアイドルにも楽曲提供されているのですが、
まさか℃-uteに提供するとは思わなかったんですよね。
彼女の曲は方好きなのですが、℃-uteとは方向性が違うよう思えていたので。
(ちなみにこの方の「ミッドナイト清純異性交遊」という曲が素敵なので、
またいつかの機会に書かせていただきたいと思います。もう何番煎じだよって話ですが……。)
で!YouTubeに掲載されているそのライナーノーツを是非とも読んで頂きたいのですが!
℃-ute「夢幻クライマックス」ライナーノーツ
絶対無双の女子力で、最強で、セクシーで、女として誰も勝負する気にもならないような、かっこいい℃-uteが大好きです。
なので、踊りも歌も香りもオーラも顔面も、全てのレベルアップしまくった武器をフル活用できるような曲をつくりたいと思いました。
例えば女性として、何もかもを得ても感じてしまう渇望を楽曲で描ければ、まだみたことのない彼女達の顔がみれるのでは…!と奮闘したので、この曲が、最後まで貧欲に成長し続ける℃-uteのガソリンになることができれば幸いです。
解散が楽曲完成後に決まったので、歌詞を描きなおしました。
隠しコマンド的に、メンバーの名前も入っているのでみつけてくださると嬉しいです。
別れの歌ですが、クライマックスに向けての加速装置です。
魂だけ側において、強く生きていこう!と、私は大好きなメンバーがハロプロを卒業してもなお、がんばるモチベーションをもらい続けています。
こんな風に、永遠に良き方向に未来を運んでくれる彼女たちの煌めきに感謝して。
本当、こんな想いで楽曲を作ってくださってありがとうございますと心の底からゆいたいです。
しかし、隠しコマンドの件はできれば曲が発表されるちょっと後がよかったなあというのが本音。
「あれ、もしかしてこれって……」からの「うわあやっぱりー!」がやりたかっただけですが。
まあ、舞美ちゃんがかなり前(曲が発表される前)にすでにそれについて話しちゃっていたんだけどね。舞美ちゃん本当に嬉しかったんだね可愛い許す。
あとなっきぃとめぐもできれば下の名前フルで入れてほしかったなあって。
そういえばメンバーの名前以外で、℃-uteの今までの楽曲も歌詞に練りこまれているとの説も聞きますが、
もしかしたら本当にそうなのかも知れないけれどそれを言い出したら折角の素晴らしい歌詞が細かくつぎはぎだらけになりそうなので私はあまりその説は推していないです。
で、その歌詞なのですが。
特に私が好きなところは2番のBメロです。
いつも褒めてくれた叱ってくれた
きっと楽になるし寂しくなるね
忘れないでいてね 憧れていてね
朽ちない面影
前半の部分はいつかどこかでちっさーが言っていた、めぐが辞めてしまった時エピソードを思い出します。
ちっさーがいつもめぐに叱られてばかりいて、そんなめぐが辞めた時に「これで怒られなくて済む!楽になる!」って喜んだけれど、「褒めてくれる人もいなくなったことに気が付いて寂しくなった、という話。(だったと思う......)
めぐが辞めた時ってちっさーまだ中学生だったと思うんだけれど、そのくらいの年齢でそういうことを考えられるなんて凄いと思った。
その他にもボイストレーニングの先生やダンスの先生、つんくさんや先輩たちやスタッフなどなど、彼女たちがここまで来るまでに時に厳しく、時に優しく見守ってくれた人たちへの気持ちもあるだろうね。
アイドルを、℃-uteを辞めてしまうことで距離感は変わってしまうはずだから。
そして後半の部分。アイドルとしてトップクラスに君臨して、ハロープロジェクトの後輩たちだけでは無く、他のアイドルからも憧れの存在だった彼女たちを表現していてとても好きです。
忘れないでいるし、ずっと憧れているんだろうな。だってこんなに無双なアイドルもう見られない気がするから。
でもそんな、「抱き締めても壊れないくらい強くなりすぎた」彼女たちだからこそ、「寂しい」のかも知れないなとふと思ったり。
ラストサビの舞美ちゃんの台詞がとても色っぽくて良いと思います。まだ卒業後のことは考えたくないけれど、良い女優さんになってほしいな。
歌詞についてはまた思い付いたら追記していこう。
MVも今回は申し分無い素敵な出来で嬉しい。
ほら、ハロのMVって結構残念なものが多いので......
5人のプロポーションも素晴らしい、彼女たちの強さ、美しさを最大限に発揮できていると思います。ダンスも綺麗。
(いつもこんなクオリティで作ってくれたら良いのに......)
ちなみにここでは触れていませんが、
久しぶりにアイドルらしい可愛い彼女たちが堪能できる「愛はまるで静電気」も、
幼かった頃から彼女たちをつんく♂さんからの彼女たちの餞の言葉と言わんばかりの「Singing~あの頃のように~」もそれぞれ違う輝きを持っていて素晴らしいのでおすすめです。本当におすすめ、なんですけど……
これ、やっぱり全部最後を意識した曲ですよね。
ということはこれが本当にラストシングルなのだろうか......まだ時期的にもう1枚くらい出せそうだけれどなあ。